JAはくいは22日、県産高級ブドウ「ルビーロマン」の出荷を始めた。同JA管内はルビーロマンの県内最大産地で、初日は糖度や色合い、粒の大きさが上出来の9房が金沢の市場に発送された。
宝達志水町敷浪のJAはくい南部育苗センターに同町柳瀬の網吉裕さん(67)と坂本省一さん(46)が栽培したルビーロマンを持ち込んだ。職員らが出来を確認したところ、糖度18~20度の十分な甘さがあった。
センターで開かれた激励会では同JAぶどう部会の米沢忠尋部会長があいさつ。寳達典久宝達志水町長、山辺芳宣羽咋市長、宮本満同JA常務が激励した。
同JAは今季、昨年実績を上回る7500房の出荷を目指す。