小海町の住民有志が共同企画したクラフトビール「7pm」

小海町の住民有志が共同企画したクラフトビール「7pm」

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線

「午後7時」から気軽に 小海のシソと蜂蜜でビール

信濃毎日新聞(2019年8月8日)

 小海町の住民有志4人でつくる「小海ビール製作委員会」が町産のシソや蜂蜜を使ったビール「7pm(セブン・ピーエム)」を売り出す。ビール醸造所「八ヶ岳ブルワリー」(山梨県北杜市)との共同企画。シソの風味と蜂蜜の後味が感じられ、アルコール度数を3%に抑えた。町内のホテルや日帰り温泉施設などで提供する。

 町にもご当地クラフトビールを―と会社員の黒沢敦史さん(39)や町職員ら有志が発案。町内のビアガーデンで「シソサワー」が人気のため、シソを原料にした。

 黒沢さんらが栽培した計60キロのシソと、町内の養蜂家から購入した蜂蜜10キロを使った。赤みがかった色が特徴。「7pm」は午後7時に仕事から帰った女性が気軽に飲めるお酒を目指したという。

 ブルワリーが販売元となり、10日まで開く町のビアガーデン(8日は休み)で先行して提供。8月中旬以降、飲食店にビール樽を提供する。330ミリリットル入りの瓶も1本600円で販売予定だ。黒沢さんは「町の人も観光客も一緒に飲んで、つながりをつくるツールになってほしい」と話す。問い合わせは同委員会(電話080・3479・9497)へ。

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