ギフトに適した伝統工芸品を取りそろえた「T.OCUL」

ギフトに適した伝統工芸品を取りそろえた「T.OCUL」

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伝統工芸アンテナショップ開設 イオンモール高岡

北日本新聞(2019年9月5日)

 県西部の伝統工芸品や地場産業品を扱うアンテナショップ「T.OCUL(ティ・オークル)」が14日、増床リニューアルするイオンモール高岡(高岡市下伏間江)にオープンする。ジェック経営コンサルタント(富山市)が中核となり、銅器メーカーや金融機関、北日本新聞社などでつくる合同会社が運営。産業観光やものづくり体験施設の情報も提供し、県西部の魅力の発信拠点を目指す。

 イオンモール高岡の西館(増床棟)1階に約130平方メートルの店舗を構える。伝統的な町家が並ぶ高岡市金屋町をイメージし、千本格子や石畳を模した内装にした。

 ティ・オークルの店名は「高岡を贈る」をもじったもので、高岡銅器や高岡漆器、井波彫刻、庄川挽物(ひきもの)、五箇山和紙といった県西部の伝統工芸品の中から、ギフトに適した商品を取りそろえる。2千~8千円の手頃な価格帯を中心とし、伝統の美を暮らしに取り入れてもらうことを狙う。

 地酒や地元の農産物を加工したジュースも販売し、スズや漆器のグラスで試飲できるようにする。工芸品だけでなく、主要産業であるアルミを用いたインテリア雑貨や「富山もよう」グッズも扱う。

 伝統工芸の知識にたけたコンシェルジュを配置し、客のニーズに応じた商品を提案。伝統の技に触れることができる施設やイベントも紹介する。ジェック経営コンサルタントの小見かおり第三事業部長は「この店を拠点に、人が中心市街地や伝統工芸の産地へ流れるようにしたい」と語る。

 オープニングイベントとして14~16日に高岡漆器の螺鈿(らでん)細工体験を企画する。

 合同会社は銅器メーカーの能作、銅器着色のモメンタムファクトリー・Orii、金属製品製造のナガエ、新光硝子工業など10社で構成。高岡地域地場産業センターが監修する。5日に富山市で設立総会を開く。

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