■室堂9月29日までアトラクション
立山の上空にいるようなVR(仮想現実)体験ができるアトラクション「立山黒部アルペンライド」が27日、立山黒部アルペンルート室堂ターミナルで始まり、観光客が臨場感あふれる演出を満喫した。29日まで。
立山のさまざまな魅力に触れてもらおうと、立山黒部貫光とNTT西日本富山支店、映像コンテンツ制作のワンダービジョンテクノラボラトリー(東京)が企画・制作した。
縦約3メートル、横約5メートルの半球状のスクリーンに、ドローンで撮影した雪の大谷や新緑の室堂、称名滝など立山一帯の名所を映し出した。映像と連動して座席が上下左右に動き、空中にいるような感覚を味わえる。
大勢の観光客が体験し、迫力ある映像に歓声を上げていた。立山黒部貫光の担当者は、「さまざまな角度から大自然を楽しんでもらいたい」と話した。1回3分間で500円。午前9時から午後1時半まで受け付ける。