古新聞の回収を呼び掛ける(左から)宮腰さん、八木さんら

古新聞の回収を呼び掛ける(左から)宮腰さん、八木さんら

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動物保護に古新聞活用 6日富山、ライブで提供呼び掛け

北日本新聞(2019年10月3日)

 「富山ハートウォーミング音楽祭」実行委員会は、6日に開くチャリティーライブ会場で古新聞の提供を受け付ける。飼い主のいない動物の保護などに取り組む団体に寄贈。脱臭や吸湿、保温といった効果を生かし、ペットの下に敷くシートなどに活用してもらう。

 ライブは、日本盲導犬協会や動物愛護団体への寄付を目的に、愛犬家の八木裕昭さん(富山市西四十物町)が主体となって5年前から実施。現在は隔月で開き、県内外のアマチュアミュージシャンが出演している。

 古新聞は、動物を殺処分から救う活動に当たるNPO法人「ピース・アニマルズ・ホーム」(高岡市、宮腰千景世話役)に寄贈。同NPOは新聞紙をシートにしたり、裁断してネコ砂の代わりに使ったりし、1日で30部以上使う。保護したてのイヌやネコを包むと、体温を保てるという。同NPOでは、高岡市内2施設で100匹を超えるイヌやネコを無償で保護している。宮腰さんは「活動は多くの人の支えで成り立っている。活動に共感してくれる人に協力してほしい」と述べた。

 ライブは6日午前11時から午後2時まで、富山市中央通り2丁目の「スイミー」で開く。問い合わせはスイミー、電話076(422)1227。北日本新聞社後援。

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