令和劇場「梅花の宴」を演じる参加者

令和劇場「梅花の宴」を演じる参加者

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改元記念市民ら朗唱 高岡万葉まつり

北日本新聞(2019年10月6日)

 高岡古城公園では、令和劇場「梅花の宴」が梅林手前の通路で開かれた。万葉集全20巻朗唱の会にいざなう会(玉井晶夫会長)が改元を記念して企画し、万葉衣装をまとった会員や市民ら13人が令和の典拠にちなむ「梅花の歌」を朗唱した。

 大伴家持の父、旅人役の高橋正樹市長が、梅花の歌の序文を読み上げて開会。出演者が順番に朗唱し、歌の解説もあった。6日も午後2時半から約30分行う。

 同会と燈火の路実行委員会による「燈火の路」も小竹藪や梅林などで始まり、来場者はランタン約1300個に照らされた遊歩道を歩いて秋の夜長を楽しんだ。2000年から毎年開いており、今年は志貴野高校の生徒や高岡フラワーライオンズクラブのメンバーらと並べた。6日まで。

 三の丸茶屋付近では高岡商工会議所青年部による「灯明アート」があり、発光ダイオード(LED)電球と紙袋で作った約250個の灯明を令和の文字に並べ、幻想的な空間を演出した。

 4日に始まった「万葉集全20巻朗唱の会」は特設水上舞台で引き続き繰り広げられた。

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