旧酒蔵に並んだ多彩なアート作品を見学する来場者ら

旧酒蔵に並んだ多彩なアート作品を見学する来場者ら

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木造建築と美術作品融合 酒蔵アート好評

北日本新聞(2019年10月16日)

 滑川市瀬羽町の国登録有形文化財、旧宮崎酒造などで開かれている「酒蔵アートinなめりかわ」が好評だ。歴史ある木造建築と多彩な美術作品の融合が見どころで、13日からの3日間で約500人が来場。5月に亡くなった元滑川市美術協会長、池田太一さんの遺作を集めたコーナーも注目を集めている。20日まで。

 北陸街道の宿場町として栄えた旧町部一帯を元気にしようと、NPO法人滑川宿まちなみ保存と活用の会と作家でつくる実行委員会が2014年から開く。5回目の昨年は8日間で過去最多1400人が訪れた。

 今回は18人の作家が計約60点を座敷や土間に並べた。彫刻の田中郁聡さん(南砺)は、スギの一木から淡水魚ピラルクを彫り出した大作を出品。絵画の橋本文良さん(滑川)は、ヒッチコック劇場のテーマ曲をイメージして作った平面と立体の融合作品を展示した。池田さんの遺作は「色彩曼荼羅(まんだら)」など絵画や立体計5点。旧宮崎酒造の座敷に展示している。19、20両日は午後2時から、参加作家によるギャラリートークがある。北日本新聞社共催。

 ◇出品者▽写真=大志摩洋一▽彫刻=田中郁聡▽陶芸=田村美恵子▽木工=蜷川渉▽裂織=野村順子▽ガラス=米山佳菜子▽書=阿波加蒼岳、鈴木孤雲▽華=小船井美千代、前佛明泉▽造形=川原和美、三宅寛享▽絵画=西方哲成、笹山満義、坪川華乃、橋本文良、水野利詩恵、綿屋偵以

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