第58回県菊花大会と第15回白山市菊花大会の合同展「菊花フェスティバル2019in白山」(北國新聞社後援)は25日、市松任総合運動公園屋内運動場で開幕し、会員が丹精した菊花約600点が並び、来場者に秋の風情を伝えた。
会場正面には千代女の菊人形を囲んで色とりどりの菊花が飾られ、兼六園が表現された創作花壇が設けられた。3本立てや7本立ての大菊のほか、ジャンボ福助やドーム型菊などが会場を彩った。
県菊花協会によると、今年は9月中旬まで日照時間が長かったため、生育が遅れた。出品者は温度管理に注意し、開花時期を調整したという。開場式では、県菊花協会長の山田憲昭市長のあいさつに続き、石地宜一市議会議長が祝辞を述べ、関係者がテープカットした。11月7日まで。