坂網を構え、マガモを待つ猟師=加賀市片野町

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伝統の坂網猟 加賀市で解禁、マガモ狙う

北國新聞(2019年11月16日)

 狩猟解禁となった15日、加賀市の片野鴨池周辺で伝統の「坂網猟(さかあみりょう)」が始まった。初日は猟師19人が夕闇に紛れて狩り場に身を潜め、飛び立ったマガモをめがけて坂網を投じた。
 大聖寺捕鴨(ほこう)猟区協同組合の39~83歳のメンバーが坂網を10メートルほど投げ上げ、捕獲数は2羽だった。坂網猟は来年2月15日まで。
 坂網で捕る天然のカモは傷がなく、臭みがない。東勇次理事長は「赤身も多く、本当においしい。昨年並みの200羽ぐらい捕れるのではないか」と話した。
 坂網は逆三角形の網を張ったY字型で、長さ約4メートル、重さ約800~900グラム。大聖寺藩が藩士の鍛錬として推奨した。石川県有形民俗文化財となっている。
 県内ではマガモなどの鳥類26種、クマなどの獣類20種が日の出から日没まで狩猟可能となる。農林業被害を抑えるため、イノシシとニホンジカは猟期が延長され、2月末まで猟銃、3月31日まで箱わな猟が可能。
 15日時点の狩猟者登録数は、前年同期比60人増の1838人となった。

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