「そらさんぽ天龍峡」から天竜川や紅葉を眺める観光客

「そらさんぽ天龍峡」から天竜川や紅葉を眺める観光客

長野県 伊那路 花・紅葉

そらさんぽ天龍峡、絶景かな 紅葉シーズン、にぎわい

信濃毎日新聞(2019年11月29日)

 飯田市の三遠南信道天龍峡大橋の歩道「そらさんぽ天龍峡」に、県内外から連日多くの観光客が訪れている。17日の開通から間もなく2週間。橋が架かる名勝・天竜峡は紅葉が見頃だ。28日は時折雨が降るあいにくの天気だったが、多くの人が天竜川と紅葉に見入っていた。

 橋は全長約280メートルで、天竜川の川面からの高さは約80メートル。そらさんぽ天龍峡は車道の下に併設されている。眼下では、天竜川のエメラルドグリーンと、それを挟む木々の赤や黄色が美しい対比を生み出している。JR飯田線の列車が遠くで音を立てて橋の下を通る瞬間には、観光客が一斉にスマートフォンなどで写真を撮っていた。

 市によると、休日には歩道に通じる駐車場(普通車と大型車計35台分)が満車になることもある。28日、学生時代の友人4人と一緒に神奈川県から訪れた中根麓(ふもと)さん(74)は「天竜川をこんな高さから見られる場所は他にない」と興奮した様子だった。

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