出発ロビーに設けられたキッズコーナー=能登空港

出発ロビーに設けられたキッズコーナー=能登空港

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能登空港 待望の遊び場

北國新聞(2019年12月21日)

 開港17年目を迎えた能登空港の2階出発ロビーに20日、靴を脱いで自由に遊べるキッズコーナーが新設された。搭乗までの待ち時間に「親子でひと休みしたい」という利用者の声に応え、階段下のスペースを活用した。道の駅を兼ね、多彩なイベントを開催している同空港にとっては、親子連れを呼び込む材料として期待されている。
 キッズコーナーは、空港ビルを運営する能登空港ターミナルビルが開設した。10・5平方メートルの床にスポンジ素材を敷き、周囲に衝撃吸収に優れたクッションを配置した。利用状況次第で「スペース拡充やおもちゃの追加も検討したい」(担当者)としている。
 県によると、昨年7月7日から1年間の能登―羽田便の搭乗率は71・2%、利用者は過去最高の16万9840人で、7月7日以降も搭乗率は75・6%(11月末時点の速報値)と好調を維持している。
 利用者が増えると同時に、空港内の情報センターや投書箱には多く意見が寄せられた。中でも、幼児を連れた親からの「子どもを床に下ろしたい」「遊び場があれば、待ち時間のストレスが軽減できる」との要望が目立つようになっていた。11月にはビル利用者を対象にしたベビーカー2台も配備した。
 同空港の年間利用客は、道の駅を含めて約30万人となっている。22日にはコーナー新設後初の催事となるクリスマスイベントが開かれ、多くの利用が見込まれる。能登空港ターミナルビルの担当者は「親子連れ観光客や地元の人がほっとできる空港にしたい」と話している。

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