「花の女王」と呼ばれるカトレアの展示が10日、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で始まり、新春を彩る華麗な花が来園者を楽しませている。13日まで。
カトレアはランの一種。多くの品種が見頃を迎える12月末から1月上旬に合わせ、県内の愛好家でつくる「COT」(クラブ・オーキッド・トヤマ)と同植物園が毎年展示している。
会員らが丹精込めて育てた85点を出品。白から紫へのグラデーションが美しいトリアネイ、香りの良いワルケリアナなど多彩な品種が並ぶ。赤色系のカトレアの交配に重要な役割を果たしたソフロニティスも展示している。
会場ではランの販売に加え、11、12の両日午後1時半から栽培講習会を開く。