畳張りにベッドを置き、和の意匠を施した寝室=白山市尾添

畳張りにベッドを置き、和の意匠を施した寝室=白山市尾添

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民家を改修、貸別荘営業 白山一里野温泉で初

北國新聞(2020年2月1日)

 白山一里野温泉(白山市)で31日までに、同温泉で初となる貸別荘が営業を開始した。同温泉の「一里野高原ホテルろあん」が、所有する近隣の民家を改修し、宿泊施設に整備した。外国人観光客を取り込もうと、畳張りの寝室には障子に和をイメージした意匠を施すなど工夫を凝らした。春以降はバーベキューセットも扱い、一里野のにぎわい創出につなげる。
 施設は「白い高原」を意味する「ヴィラ・ワイティプラトー」と名付けた。木造2階建ての7LDKで、三つのベッドルームと四つの和室の広々とした空間に1日最大16人が宿泊できる。
 仏間を改装した1階の寝室は、畳の上にベッドを置き、コイや扇子を描いた障子を用いて外国人受けを狙った。キッチンには冷蔵庫や電子レンジなどを備え、自炊環境を整えた。
 宿泊者は隣接するろあんの天然温泉を無料で利用できるほか、レストランでも食事を楽しめる。ペット同伴も受け入れる。
 施設は元々民家として使われており、住民が立ち退いた後は一時、バス旅行会社の事務所となっていた。2年前に事務所が移転したため改装工事を行い、再び活用することにした。
 白山一里野温泉観光協会によると、同温泉にはペンション、民宿、ホテル、旅館の13宿泊施設が営業しているが、貸別荘は初めてという。
 ろあんの山﨑太一朗社長は「新しい一里野の過ごし方を提案し、四季折々の山の魅力を気軽に楽しんでほしい」と話した。

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