金沢城公園側の橋脚や橋桁が設けられ、尾山神社側とつながった鼠多門橋=金沢市内

金沢城公園側の橋脚や橋桁が設けられ、尾山神社側とつながった鼠多門橋=金沢市内

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鼠多門橋、尾山神社に届く 金沢城、五輪前に完成

北國新聞(2020年2月18日)

 石川県が進める金沢城鼠(ねずみ)多門(たもん)橋の復元整備で17日、建設中の金沢城公園側と既に完成している尾山神社側がつながった。両側を結ぶ架橋は1877(明治10)年に撤去されて以来となる。
 鼠多門橋は江戸初期に建造された玉泉院丸と金谷(かなや)出(で)丸(まる)(現尾山神社境内)を結ぶ城内最大規模の木橋で、長さ32・6メートル、幅4・3メートルで復元し、スロープを設けるなどしてバリアフリーに対応する。鼠多門と合わせて7月の東京五輪・パラリンピック開幕までの完成を目指す。
 神社側の16・9メートル部分は昨年10月に完成し、能登ヒバで化粧する「木装(もくそう)」で往時の姿を再現した後、変色防止のプラスチックで覆われた。
 公園側の工事は昨年11月に始まり、今月12日に公園から神社に向かって橋脚や橋桁の設置を始め、15日に公園側15・7メートルのうち12・5メートルが完了した。17日は朝から、両側をつなぐ最後の3・2メートルを設ける作業が行われ、午前中に完了した。
 公園側の橋脚や橋桁はまだ鉄骨の姿であり、18日以降、公園側の橋は足場などで覆われ、木装などの作業が始まる。橋の下の市道についてはこれまで通り、片側通行できる。

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