外国人来場者数が過去最多となった松本市美術館

外国人来場者数が過去最多となった松本市美術館

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外国人来場者、過去最多に 松本市美術館、草間弥生さん効果か

信濃毎日新聞(2020年2月22日)

 松本市美術館の本年度の外国人来場者数が過去最多となったことが21日、分かった。同日までの来場者数は1万6694人(1日平均59人)で、既に過去最多の1万2620人だった2018年度を大きく更新。昨年5月に市出身の前衛芸術家草間弥生さん(90)の常設展示スペースを拡大した効果があるとみている。

 同館は外国人が目立ち始めた15年度から集計を開始。国籍は、手に取ったパンフレットや使っている言語から、受付窓口で推定している。17年度は7975人で、草間さんの特別展を開いた18年度は急増した。

 本年度は月別に見ると、10月が2656人で最も多く、千人を下回ったのは12月の977人だけ。国・地域別では欧米が51%、中国・台湾が40%、韓国が2%、その他のアジアが7%だった。団体客は台湾、韓国、イスラエルの順に多いが、日韓関係悪化を背景に韓国の団体客は8月以降、訪れていないという。

 同館は、昨年度購入した草間さんの立体作品「大いなる巨大な南瓜(かぼちゃ)」など3件52点を並べた特集展示を昨年5月に開始。米ニューヨーク渡航前の松本時代に描いた作品も並べ、国内外で唯一、モノクロ作品シリーズ「愛はとこしえ」を全点展示している。

 アンケートには外国語で「草間さんの展示は最高」「感動的」などの記入もあったという。小口一夫副館長は「20年度は五輪イヤー。引き続き外国人に来てもらえるようにしたい」としている。

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