富山市八尾地域中心部で開催中の「越中八尾冬浪漫」のメインイベントが22日、越中八尾観光会館(上新町)とその周辺であり、訪れた人たちがおわら風の盆や越中八尾曳山(ひきやま)祭などの伝統文化と地域の食を楽しんだ。
メインのウエルカムステージには、県民謡越中八尾おわら保存会と県内最大のフラグループ「フラハラウ ケオラロア オ カレファ プアケア」が出演した。それぞれの踊りや歌、楽器の意味を解説しながら舞台を披露。来場者が一緒に踊りを楽しむ場面もあった。ステージに先立ち、越中八尾観光協会の杉山峰夫会長が「回数を積み重ね、八尾ファンが増えていけばいい」とあいさつし、蒲地北日本新聞社常務が祝辞を述べた。
地元食材を使ったクマ汁やピザなどを味わえる「ふるさと屋台村」、曳山の模型で構造を解説する「みんなの曳山教室」なども行われた。
通年観光を進めようと同協会が毎年開催。イベントは23日まで。北日本新聞社共催。