小矢部川の春の風物詩として知られるサクラウグイ料理が8日から、小矢部市島の川魚料理店「きぶね」で提供される。6日は店内で試食会があり、観光関係者らが味わった。
ウグイは春になると腹が桜のような色を帯びて、サクラウグイと呼ばれるようになる。きぶねの店主で、小矢部川漁協小矢部地区総代の中井富雄さん(62)が、投網で捕獲して調理している。今年は体長が例年並みの15センチほどで、大きいと40センチほどになるという。
中井さんが炭火で焼いたサクラウグイの田楽と、刺し身、唐揚げ、酢の物などを並べた。市観光協会職員や、市地域おこし協力隊員らが笑顔で味わった。
定食は4品で2千円、ご飯とみそ汁付きで300円プラスとなる。完全予約制で、5月中旬まで提供する。月曜定休。電話0766(67)0058。