金沢市は栄養学を学ぶ市内学生と連携し、魚介を使ったレシピ集を作製した。比較的簡単でヘルシーな料理の作り方を掲載しており、若い世代などに敬遠されがちな魚料理を見直してもらい、消費拡大につなげる。
金沢学院大健康栄養学科、金沢学院短大食物栄養学科、北陸学院大短大部食物栄養学科の学生がアイデアを出した。市と包括協定を結ぶ各大学・短大との連携事業の一環となる。
魚料理は普段の食事やパーティー、おつまみ、おやつなどの場面、用途別に分類し、「めぎすのアクアパッツァ」や「鮭(さけ)と枝豆のまぜごはん」など計10品を記載した。材料や作り方、代用できる魚、調理の要点などを紹介している。
レシピ集は各大学やスーパー、近江町交流プラザなどで1千部を配布するほか、市のサイト「金沢の海の幸」などに掲載する。市は新年度も魚料理のレシピ集の発行を予定する。