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女性みこし担ぎ手募集 井波八幡宮、よいやさ祭り

北日本新聞(2020年3月17日)

 5月3日に南砺市井波地域で行われる井波八幡宮の春季例大祭「よいやさ祭り」で、女性が担ぐ華みこしが練り回される。初めて行った昨年は、市内外から33人が参加し、そろいの法被姿で祭りを盛り上げた。同宮が参加者を募集している。

 よいやさ祭りは1833(天保4)年に始まったとされる。四角屋根の壱(いち)ノ輿(こし)、八角屋根の弐(に)ノ輿、六角屋根の参(さん)ノ輿の金色みこしを男衆が担ぐ。井波中学校の生徒による子どもみこし3基も巡行してきた。

 より多くの人に祭りを知ってもらおうと、子どもみこしの1基を昨年から、公募女性が担ぐ華みこしにした。昨年は富山や高岡、射水などの高校生から50代までが集まり、約10キロを練り歩いた。井波八幡宮総代の大井甚吉さん(62)は「ことしも思いきり祭りを楽しんでほしい」と話す。

 約30人を募集する。参加費無料で化粧代として1万円を支給する。31日締め切り。申し込みは大井さん、090(3764)7446。

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