故鹿島一谷さんの作品に見入る内覧会の出席者

故鹿島一谷さんの作品に見入る内覧会の出席者

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日本金工の魅力紹介 高岡市美術館

北日本新聞(2020年3月19日)

 世界的な美術品収集家、「イセ食品」の伊勢彦信会長(高岡市)の収蔵品から金工の逸品を紹介する「日本金工をさぐるイセの眼(め)」が19日から高岡市美術館で始まるのを前に、開会式が18日、同館で行われた。

 展覧会は、伊勢会長のコレクションから重要無形文化財保持者(人間国宝)の故鹿島一谷(いっこく)さん(彫金)や孫の鹿島和生さん(東京、彫金)、人間国宝の故金森映井智さん(高岡市出身、彫金)らの名品約80点を展示。地元の般若保さん(鋳金)と泰樹さん(同)父子や、全国の伝統工芸展などで活躍する作家の作品約80点も並ぶ。

 式ではイセ文化基金理事長の伊勢会長が「日本の工芸の素晴らしさを知ってもらいたい」と述べ、高橋正樹市長もあいさつした。

 内覧会もあり、出席者が、銀に鉛で布目象眼を施し、桐(きり)の炭などで研ぎ出した一谷さんの作品をはじめ、緻密な技術が注がれた金工作品に見入っていた。

 展覧会は29日まで。高岡市美術館とイセ文化基金などでつくる実行委員会主催、北日本新聞社共催。

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