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おかえり祭りへ台車披露

北國新聞(2020年4月1日)

 5月16、17日に白山市美川地区で行われる県無形民俗文化財「おかえり祭り」を前に、美川和波町の台車(だいぐるま)が31日、約9カ月間にわたる修復を終え、住民にお披露目された。県伝統工芸品である美川仏壇の粋を結集した豪華絢爛(ごうかけんらん)な姿に、住民は祭りを心待ちにした。
 美川和波町のもともとの台車は天保年間(1830~44年)に作られ、その後、大火で焼失したとされる。現在の台車は1931(昭和6)年に住民有志が協力して建造したが、63年に解体修復して以降は大掛かりな改修は行わず、老朽化が進んでいた。
 北村工務店(美川和波町)の北村稔代表(55)が車輪の木材を加工し、北島仏壇製作所(美川新町)の4代目塗師北島昭浩さん(55)が漆塗りを施した。車輪には耐久性の高い地松を使い、色あせを防ぐため漆を4度塗った。胴体部分の欄干の漆も塗り直し、金具も修理した。
 おかえり祭りは藤塚神社の春季例大祭。美川和波町東区長の笠原幸治さん(71)は「立派な台車になった。大切に使いたい」と話した。

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