1本の木に紅白の花が交じって咲く「源平桃」が、小松市原町の白原永健(えいけん)さん(70)方の庭で満開となった。高さ約7メートルの木に咲いた鮮やかな花びらが青空に映え、付近住民を楽しませている。
12年ほど前に植樹し、育て始めた。妻の弘子さん(67)によると、暖冬の影響で例年より2週間以上早く花が咲いた。新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードが続く中、友人らと花見を満喫しているという。
桃の花は1週間程度、楽しめる。弘子さんは「気軽に見に来てとは言いにくいが、花を見て気分を晴らしたい」と話した。