常高院(お市の方の次女、お初)の墓所がある福井県小浜市浅間の常高寺で、ハナショウブが見頃を迎えている。黄色や紫色、白色の花びらが愛らしく、恒例の「花菖蒲まつり」として6月6日から公開される。21日まで。
花好きの澤口輝禅住職(80)が、敷地内の湿地を彩ろうと20年以上前に植え始め、40種、約2500株に増えた。2001年ごろから「花菖蒲園」(約500平方メートル)として公開している。
例年同様、5月23日から咲き始めた。澤口住職は「花の形、色合いの違いを楽しんでほしい」とPRしている。
公開は午前9時~午後5時。入園料300円。抹茶席も設けられ、菓子付きで1席450円。