石像を説明する松村館長(左)や水本俊一さん(右)=水本一太郎石像彫刻美術館

石像を説明する松村館長(左)や水本俊一さん(右)=水本一太郎石像彫刻美術館

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「石像美術館」に改装 平和願い彫り続けた故水本さん工房

北日本新聞(2020年6月8日)

 多彩な石像を彫り続け2013年に87歳で亡くなった砺波市庄川町高儀新の水本一太郎さんの作品を紹介する「水本一太郎石像彫刻美術館」が同市庄川町金屋に完成し竣工式が7日、同館で行われた。6月中は無料公開し、新型コロナウイルス感染症の収束状況をみながら7月中に正式オープンする。

 同館は水本さんの友人で館長の松村優さん(74)=同市庄川町高儀新=が、優れた作品を眠らせたくないと故人の工房を自分で改装した手作りの展示施設。

 水本さんは太平洋戦争で犠牲になった戦友の鎮魂を祈り、石材業の傍ら約60年にわたり地蔵や不動明王、大黒など500体近く彫った。同館は200点の収蔵品のうち50点を展示する。

 竣工式は20人が出席した。水本さんの長男、俊一さん(66)が生前の思い出などを披露し、松村さんが「気軽に訪れてもらえるサロン的な場にしたい」とあいさつした。

 同館の住所は砺波市庄川町金屋3536-3。開館時間は午前9時~午後4時半。金曜休館。問い合わせは松村さん、電話080(3743)7714。

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