七尾市の和倉温泉旅館協同組合は15日までに、同温泉のマスコットキャラクター「わくたまくん」が描かれた子ども向けのマスク「わくたまスク」を1500枚制作した。加盟する21旅館を通して配布が始まっており、無くなり次第終了となる。
笑顔や寝顔など、わくたまくんのさまざまな表情が描かれている。マスクを入れる袋はチャック式で、食事や入浴時にマスクを外す時でも清潔に管理することができる。袋には疫病退散に御利益があると伝わる妖怪「アマビエ」に扮(ふん)したわくたまくんのシールも同封されている。
温泉に訪れる家族連れの中で、マスクを着けていない子どもが多く見受けられたため企画した。担当者は「マスクを着用して安全に旅行を楽しんでほしい」と話した。