21年ぶりに大戸が開けられた勝興寺の総門。正面奥に鼓堂、左奥には本堂の屋根が門から見える=高岡市伏木古国府

21年ぶりに大戸が開けられた勝興寺の総門。正面奥に鼓堂、左奥には本堂の屋根が門から見える=高岡市伏木古国府

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「大戸」21年ぶり開門  伏木の勝興寺

北日本新聞(2020年8月23日)

 高岡市伏木古国府の勝興寺で夏法要が始まった22日、既に修復を終えていた総門の「大戸(おおど)」が21年ぶりに開けられた。寺の玄関口に当たり、境内へは今後、門正面から出入りできる。

 1998年に始まった「平成の大修理」では、境内に重機や資材を搬入するため翌99年、総門を50メートルほど北側に移動。20年以上素屋根で覆い、2018年から門の修理に着手。今年3月に元の場所に戻し、7月に完工した。

 大戸は扉状で、高さ約4・5メートル、幅計4・8メートル。開いた門からは鼓堂や本堂の一部などが見える。門前ならではの風景として地元住民に親しまれてきただけに、久しぶりに門をくぐった人たちは感慨深げだった。

 総門を含む寺の国重要文化財の建造物12棟の修理は7月に終了している。入善町の農業、袖野春光さん(65)は夫婦で訪れ、「総門は想像以上の大きさ。どの建物も風格があり見応えがあった」と話した。

 夏法要には門徒や住民ら約70人が参列。永代供養や読経、法話があった。23日まで。

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