ころがしを活用し、ろうそくの火によって幻想的に照らし出された集落=志賀町長田

ころがしを活用し、ろうそくの火によって幻想的に照らし出された集落=志賀町長田

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ろうそくで集落照らす 志賀・長田で萬燈祭

北國新聞(2020年9月17日)

 石川県志賀町長田で16日、見竹神社の秋季祭礼に合わせて萬燈祭(まんとうさい)が行われた。今年は竹灯籠やブリキの器に加えて、農具の「ころがし」が農道や境内に並べられ、豊作への感謝や疫病退散の願いを込めたろうそく約2500本の明かりが集落を幻想的に照らし出した。
 萬燈祭は人手不足で祭礼の神輿(みこし)が出せなくなった代わりに、2008年から行われている。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため告知をせず、地元住民に楽しんでもらうことにした。
 現在ではあまり使われなくなった「ころがし」を後世に残したいと願う氏子の中西光路(みつじ)さん(65)の呼び掛けで、地域住民らから約150個が寄せられた。ころがしに魂を入れる思いで、中西さんが約3カ月かけて、修理や障子張りを手掛けた。
 神社の斜面には、ろうそくの火で富士山や五重塔もあしらわれた。中西さんは「来年は300個のころがしを並べ、もっと盛大に行いたい」と話した。

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