みそや塩こうじなどの発酵調味料を販売している新村こうじみそ商店の自販機

みそや塩こうじなどの発酵調味料を販売している新村こうじみそ商店の自販機

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みそや塩こうじ、海産物...異色の自販機人気

北日本新聞(2020年10月10日)

 みそや塩こうじ、海産物などを扱う異色の自動販売機が富山市に相次いで登場し、ひそかな人気を集めている。導入した店舗は、非対面の自販機を使うことで、新型コロナウイルス感染の不安を軽減し、売り上げアップにつながることを期待している。 (安多萌子)

 新村こうじみそ商店(富山市小泉町)は今月、みそ造り体験施設「元気工房」(同市経力)に自販機を設置した。みそや塩こうじ、甘酒など主力商品20種類を週替わりで入れ替え、常時4種類をそろえている。温度管理が難しい発酵調味料を自販機で販売するのは珍しく、同店5代目の新村弘之さん(44)は「国内初なのでは」と話す。

 もともとは、製造担当の従業員が接客しなくて済むように設置したものだが、珍しさから遠方から買いに来る客が多いという。発酵が進まないように冷房を完備した小屋にあり、日曜祝日以外の午前10時~午後5時に販売している。

 港町の風情が残る富山市岩瀬地区大町新川町通りの飲食店「政太郎」の前では、地元産の魚の加工品を販売する自販機が4月下旬から稼働している。3月の路面電車南北直通に伴う観光客増加を期待し、五本水産(同市岩瀬大町)が設置した。

 飲料用自販機でシロエビのみりん干し、ゲンゲのフライといったおつまみを1個180~200円で販売。人と接することなく手頃な価格で購入できるとあって、先月の4連休には用意していた約50個が2日間で完売した。五本幸二社長(50)は「散策ついでに買う人が多い。海に近い岩瀬らしい自販機になった」と手応えを感じている。

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