初冠雪が観測された白山(ふくべ谷上園地展望台から撮影)

初冠雪が観測された白山(ふくべ谷上園地展望台から撮影)

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白山、初冠雪 昨年より11日早く

北國新聞(2020年10月18日)

 白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」の三方岩(さんぽういわ)駐車場(1445メートル)周辺で17日、紅葉がピークを迎え、鮮やかな錦を織り成す景色が広がった。金沢地方気象台は同日、白山の初冠雪を発表し、霊峰の深まる秋と近づく冬を感じさせた。
 ホワイトロードでは2月に土砂崩れが起き、復旧工事のため石川県側が全面通行止めとなっている。今季は全長33・3キロのうち、岐阜県側の馬狩(まがり)料金所(白川村)―三方岩駐車場(同)の区間約11キロのみ開通している。同駐車場には17日、多くのトレッキング客やドライブ客が訪れ、周辺の木々が赤や黄色に染まる絶景を堪能した。
 ふくべ谷上園地展望台(1570メートル)からは雪化粧した霊峰が時折、くっきりと姿を現し、トレッキング客が紅葉と雪のコントラストにため息を漏らした。
 初冠雪は平年並みで、昨年より11日早い。白山観光協会によると、室堂(2450メートル)周辺では16日夜から雪が降り始め、17日午前7時ごろには約10センチの積雪があった。
 北アルプス・立山でも初冠雪が観測された。平年より9日遅く、昨年より5日早い。
 室堂の宿泊施設はすでに営業を終了、スタッフは18日に下山する。自炊棟の「白山荘」は無料開放しており、屋外の公衆トイレは今月末まで利用できる。新型コロナウイルスの影響で「新たな登山様式」が求められ、営業も遅れた今シーズンの宿泊者は3863人で、前年の1万5240人から大幅に落ち込んだ。
 17日の石川県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、朝には雨の降る所もあった。最低気温は平年並みかやや低く、七尾は10・6度と今季最低を記録した。

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