白山ロータリークラブ(RC)と金城大短大部美術学科の「千代女プロジェクションマッピングとふたつの風コンサート」(北國新聞社後援)は14日、白山市中町にある千代女ゆかりの真宗大谷派聖興寺で開かれ、光と音楽の共演が来場者を魅了した。
ゲーム・映像コースの学生が千代女を題材に約10分の映像を制作し、本堂内の金屏風(びょうぶ)に映した。映像では千代女が詠んだ四季折々の句の世界が表現され、アニメ風に描かれた千代女の姿も盛り込まれた。
映像に合わせ、能美市出身のサンバ演奏家・加々美淳さんと白山市在住のヴォイストレーナー大黒友理さんが即興を披露し、会場を盛り上げた。
イベントは、千代女と白山市をキーワードに新しい地域文化を創造するプロジェクトの一環で、会場には学生が考案した千代女グッズを紹介するパネルなどが展示された。