ワインの完成を報告する「医王の恵み」のメンバーら

ワインの完成を報告する「医王の恵み」のメンバーら

富山県 砺波・南砺・五箇山

ヤマブドウワイン「最高のでき」 道の駅福光などで販売

北日本新聞(2020年12月11日)

 南砺市福光地域の中山間地にある西太美地区の耕作放棄地を整備して育てたヤマブドウのワイン「アッタラモーニ」が完成し、関係者が10日、市役所で田中幹夫市長に報告した。11日から販売を開始する。

 同地区の住民でつくる農事組合法人「医王の恵み」(堀郁夫代表理事)が、地元に多く自生するヤマブドウを活性化の起爆剤にしようと、5年前に栽培を開始。ワインの製造は3年目で、収穫したブドウを福井県のワイナリーに委託し、1724本を醸造した。

 堀代表理事や会費制で応援を募る「医王の恵みの会」の川邊邦明会長、山本隆一事務局長らが市役所を訪問。川邊会長は「これまでで最高のでき。本当においしく仕上がった」と胸を張った。試飲した田中市長は「最初の爽やかな酸味に続き、懐かしい甘さの後味が楽しめる」と喜んだ。

 ワインは1本3300円(税込み)。福光地域の酒店「嶋や酒店」や道の駅福光で取り扱う。

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