能登町の宇出津港で18日、今季最多となるブリ758本が水揚げされた。17日には560本が揚がっており、連日のまとまった水揚げに仲買人らが競り声を弾ませた。
ブリは能登町沖の4カ所の定置網に入り、670本が金沢市中央卸売市場に運ばれ、88本が石川県漁協能都支所で競りに掛けられた。10キロ以上で支所の地域ブランド「宇出津港のと寒ぶり」には60本が認定された。最大は13・5キロだった。
支所によると、寒波とともに海水温が下がってブリが回遊して来たとみられ、身の締まり具合や脂の乗りもいいという。