能登唯一の本格的スキー場である七尾コロサスキー場(七尾市多根町)は26日、今シーズンの営業を開始した。3季ぶりの営業となり、待ちわびた家族連れらがスキーやソリ遊びを楽しんだ。
約30センチの積雪となり、動く歩道(ムービングベルト)を新設した初級コースに限定し営業を始めた。同スキー場によると、12月中の営業開始は2014年以来、6年ぶりとなった。
七尾市石崎町から家族4人で訪れた会社員中西竜星さん(32)は「コロナで遠出できないので、近場に遊びに来た。子どもたちに雪を楽しんでもらえてよかった」と笑顔を見せた。
同スキー場を運営する湖畔公園コロサ管理組合の白根熙之(ひろゆき)事務局長は「3季ぶりに営業できてほっとしている。年末の寒波に期待し、全面オープンを目指したい」と話した。
営業は午前9時~午後4時まで。50センチ以上の積雪でリフトの利用を始める。