こたつで暖まりながらカキ料理を味わう駅利用者=七尾市ののと鉄道能登中島駅

こたつで暖まりながらカキ料理を味わう駅利用者=七尾市ののと鉄道能登中島駅

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ホームにこたつ 能登中島駅

北國新聞(2021年1月31日)

 のと鉄道能登中島駅(七尾市)のホームに雪景色や観光列車を眺めながら食事ができるこたつが設置された。駅構内の特産物販売店「わんだらぁず」が2月中旬から飲食の提供を始めるのを前に、30日はプレオープンが行われ、利用者はうっすらと雪の積もった駅構内で暖をとりながら、熱々のカキ料理に舌鼓を打った。
 昨年1月、わんだらぁずの井田淳子店長(50)が非日常的な空間で地元産のカキを味わってもらおうと、ホームに飲食用のテーブル3基を設けた。今冬は昨季と異なり積雪が多く、寒くてゆっくりと食事を楽しめないと考え、こたつの設置を思い立った。
 テーブルに練炭コンロを取り付け、食事で汚れても清掃しやすいように布団の代わりにテントに使う生地で覆った。プレオープンでは、利用者がカキの蒸し焼きや新作のカキフライバーガー、中島菜と能登牛を使ったうどんなどを味わった。
 わんだらぁずは現在、コロナ禍で営業を縮小しており、こたつの飲食スペースは土日祝の午前11時から営業し、ラストオーダーは午後3時半とする。カキのコース料理は予約が必要。
 井田店長は「密閉にならない開放的な空間で、楽しいひとときを過ごしてほしい」と話した。

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