絵画やポスター、書など久泉さんゆかりの品が並ぶ会場=高志の国文学館

絵画やポスター、書など久泉さんゆかりの品が並ぶ会場=高志の国文学館

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富山文化の潮流紹介 高志の国文学館「久泉迪雄の書斎から」展

北日本新聞(2021年2月7日)

 企画展「久泉迪雄(みちお)の書斎から"悠(はる)かなり 富山の文化"」が6日、富山市の高志の国文学館で始まった。歌人で県立近代美術館(現・県美術館)や県芸術文化協会の設立に力を注いだ久泉迪雄さん(93)=富山市山室=を通じ、富山の文化の潮流を伝えている。3月27日まで。

 久泉さんは綺羅(きら)短歌の会を主宰し、県歌人連盟顧問を務める。教員を経て県立近代美術館や県芸術文化協会、職藝学院の開設に携わるなど県内の文化の発展に尽力した。

 久泉さんが交流のある歌人や画家らから贈られた書画や書簡をはじめ、美術館で勤務していた頃に携わった企画展の作品など約170点を展示。父で画家の故共三さんの掛け軸や故前田常作さんのリトグラフ、會津八一の書など多彩な品々が並ぶ。訪れた人たちは、作品に添えられた久泉さんの短歌や文章をじっくり味わいながら会場を回った。

 開会式があり、竹野博和県生活環境文化部長と久泉さんがあいさつ。中西進高志の国文学館長、中西修富山テレビ放送社長、中田北日本新聞社事業局長が加わりテープカットした。北日本新聞社共催。

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