羽咋市の和菓子店「御菓子司八野田」の八野田聡社長と「洋菓子・喫茶ベルン」の川西明子店長は17日、市役所に岸博一市長を訪ね、市内で実施中のクイズラリー「はくい獅子舞クエスト」にちなんだ新作菓子を紹介した。クイズの景品になるほか、期間限定で予約販売する。
八野田は、同市鹿島路町産はちみつを生地に使い、獅子舞が印刷されたどら焼き、ベルンは千石町の獅子頭、立開町の天狗(てんぐ)面をかたどったクッキーを作った。試食した岸市長が獅子舞の思い出を語り、神子原米の地酒や酒かすを使った菓子の創作も提案した。
市はクエストや、市歴史民俗資料館で開催中の企画展「はくい獅子ペディア」に合わせ、各町に伝わる獅子舞の系統や観光名所が分かる「ミウラ折り」の分布地図1800部を作り、配布を始めている。