金沢港クルーズターミナル完成後、初めて金沢に寄港した飛鳥Ⅱ(小型無人機から)

金沢港クルーズターミナル完成後、初めて金沢に寄港した飛鳥Ⅱ(小型無人機から)

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ターミナルに9480人 551日ぶりクルーズ寄港 来館者過去最多 金沢港に飛鳥Ⅱ

北國新聞(2021年4月3日)

 金沢港に2日、日本船籍最大のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)が入港した。クルーズ船の金沢寄港は2019年9月29日以来、551日ぶりで、ターミナル完成後初めてとなった。豪華客船を間近で見ようと大勢の人で港はにぎわい、来館者数は過去最多の9480人(午後6時時点)となった。
 郵船クルーズ(横浜市)が運航する飛鳥Ⅱは、佐世保港(長崎県佐世保市)発着の旅の途中で、午前8時半ごろに無量寺岸壁に到着した。乗客70人は谷本正憲知事や加賀友禅大使、ミス加賀友禅らの出迎えを受け、バスやタクシーで金沢市内や白川郷などへ観光に出掛けた。
 ターミナルの展望デッキでは歓迎式が行われ、谷本知事はクルーズ船の金沢寄港が昨年予定していた全54本がコロナ禍で中止になったとし、「一日千秋の思いで待ち望んでいた」と喜んだ。
 山野之義金沢市長も歓迎の言葉を述べ、金沢駅とターミナル周辺を結ぶシャトルバスを試験運行することを紹介した。郵船クルーズの坂本深(ふかし)社長が歓待に感謝を示した。
 飛鳥Ⅱは2日午後5時ごろに次の寄港地である舞鶴港へ向けて出発した。

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