市教委が作成した御物石器のレプリカ(左)とワークシート

市教委が作成した御物石器のレプリカ(左)とワークシート

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御物石器 忠実に再現 砺波市埋文センターに体験用レプリカ

北日本新聞(2021年4月11日)

 砺波市教育委員会は、縄文後期から晩期にかけてのものとされる「御物(ぎょぶつ)石器」のレプリカを2点作った。御物石器は謎が多く、市埋蔵文化財センター(同市頼成)でレプリカを見たり触れたりしながら、来場者に興味を持ってもらう。小学生向けのワークシートも作り、無料で配布する。

 御物石器は同市福岡の中尾遺跡から出土し、市指定文化財になっている。呪術的な道具と考えられるが、用途は不明。同所の厳照寺で保管されており、目にする機会が限られていた。

 展示用のレプリカは本物と同じ長さ32センチ、幅9・6センチで、色や質感が忠実に再現されている。体験用は長さや幅に加え、2・8キロと重さも本物に合わせ、触ったり持ち上げたりできる。

 ワークシートはA4判8ページで1700部作成。レプリカや展示パネルを見ながら、作られた時期や見つかった場所などの四つの謎に迫る。

 市教委は「砺波市に珍しい石器があることを知ってほしい」と話している。

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