中能登町の４小中学校で１７日、給食に能登沖で取れた天然フグ「能登ふぐ」の唐揚げが出され、児童生徒や教職員約１５００人が郷土の味を堪能した。

　能登ふぐ事業協同組合（七尾市）が提供した。同組合はこれまで七尾市内の小中学校の給食に能登ふぐを提供していたが、より多くの子どもに味わってもらうため、今年度から中能登町を追加した。

　中能登中では校内放送でフグの種類や食感の特徴などが説明された。根布原優鈴さん（１年）は「ふわふわしていて、とてもおいしかった」と笑顔で話した。