初出荷を迎えた大崎すいか=かほく市森のJA石川かほく宇ノ気集出荷場

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砂丘地育ち 「大崎すいか」初出荷

北國新聞(2021年6月24日)

 かほく市大崎の砂丘地で育った「大崎すいか」の出荷作業が23日、同市森のJA石川かほく宇ノ気集出荷場で始まり、甘く実った約240個が大きさや形に応じて箱詰めされ、富山市の市場へ運ばれた。
 今年はシャリシャリとした食感の赤い果肉の品種に加え、新たに柔らかく黄色い果肉の品種も栽培している。生産者でつくる大崎園芸生産組合の喜綿和彦組合長は「初めての試みだったが、うまく育ってくれた。糖度も十分あるので、いろんな人に味わってほしい」と話した。
 同組合によると、今年は3軒の農家が約4ヘクタールで栽培している。7月下旬まで約160トンの出荷を見込む。県内ではJAグリーンかほく(津幡町)で販売され、7月からは同集出荷場と道の駅高松にも並ぶ。
 選果作業に先立ち、目合わせ会が開かれ、油野和一郎市長とJA石川かほくの西川一郎組合長があいさつした。

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