安曇野市豊科南穂高の「プラザ安曇野」内に「まちの駅安曇野BASE(ベース)」が25日、プレオープンした。地元の農産物や工芸品を販売するほか、石窯で焼くピザなどを提供する飲食店を併設。今後、地元の高校生と連携した商品開発や料理教室なども企画する。
同施設で利用されていなかった1階西側の370平方メートルを改修し、開業した。道の駅の運営実績がある薬師平リゾート(松本市)が指定管理者として運営を担う。
市内農家らの農産物や中信地方のワイン60種類余、地元産みそ、野沢菜などを販売。全国の道の駅から取り寄せた商品や地元作家の工芸作品も並べる。電動スポーツ自転車のレンタルもできる。薬師平リゾートの山村和永社長(53)は「人やモノ、情報が集まり、観光客や地元の人たちが交流できる拠点を目指したい」と話している。7月1日に正式オープンする。