破砕帯の冷水を流している場所を見るツアー参加者ら

破砕帯の冷水を流している場所を見るツアー参加者ら

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難所「破砕帯」見学ツアー始まる 立山黒部アルペンルートのトンネル工事

信濃毎日新聞(2021年6月29日)

 大町市と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートの関電トンネル工事で最大の難所だった「破砕帯」の見学ツアーが始まった。肌寒いトンネル内で電気バスを降り、青く照らされた該当区間を散策。大量に湧き出る冷水に触れ、当時の苦労に思いをはせた。

 破砕帯は岩盤が細かく割れて地下水をためこんだ軟弱な地層。1956(昭和31)年に大町側から掘り始めた関電トンネル(全長5・4キロ)の1691メートル地点でこれにぶつかり、約80メートル掘り進むのに7カ月かかった。

 初回の26日は約50人が参加。関電社員の案内で普段は歩けないトンネル内を歩き、展示用に滝のように水を流している場所などを見学した。破砕帯の水に触れた京都市の高校生村川友那(ゆうな)さん(15)は「氷水のよう。当時の工事の大変さが分かった」と話した。

 見学ツアーはアルペンルート全線開通50周年を記念して10月までに計5回行う。各回50人、参加費500円。問い合わせは大町市プロモーション委員会(電話0261・22・3038)へ。

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