独創的な意欲作が並ぶ会場=県美術館

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ビエンナーレ第2期始まる 富山県美術館

北日本新聞(2021年7月19日)

 県内作家による自主企画展「ビエンナーレTOYAMA」の第2期が県美術館TADギャラリーで始まった。コロナ禍の世相を映した絵画や自己の内面を表現した立体作品など、多彩な24点が並ぶ。8月6日まで。

 初参加の2人を含む11人が出品した。高慶敬子さん(魚津市)は明暗のトーンを生み出せるメゾチント技法でクルミと箱が織りなす静かな風景を表現。桜井裕子さん(富山市)の「みんな飛び込む水の音」は発泡材や布、アクリル絵の具を用い、生き物たちが浴槽に飛び込む様子を躍動感たっぷりに表現した。

 初出品の山田千晶さん(高岡市)は眠りをモチーフに、水中に浮かぶ人物を表現した立体作品「レムの夢枕」など2点を発表。実行委員長を務める安達博文さん(富山市)の大作「時の符」は、自身の日常を絵日記のように描き込み、独創的な世界を生み出している。入場無料。北日本新聞社など共催。

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