「薬師の湯」に設けられた温泉床(写真奥)=白山市の中宮温泉

「薬師の湯」に設けられた温泉床(写真奥)=白山市の中宮温泉

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中宮温泉に新名所 湯の上に板敷き「温泉床」 ホワイトロード開通へ

北國新聞(2021年7月20日)

 白山市中宮温泉に、足湯に漬かりながらゆったりとくつろぐことができるスペース「温泉(おんせん)床(どこ)」が、19日までに完成した。古くから「胃腸の湯」として親しまれるお湯の魅力を、自然の中で行楽客に楽しんでもらう。21日には白山白川郷ホワイトロードが2年ぶりに全線開通する予定で、中宮温泉の新たな名所として誘客につなげる。

 温泉床は、地元の中宮温泉組合と白山林道地元協力会が企画し、同温泉にある足湯「薬師の湯」の奥側に設けた。

 湯の上に板を敷いてスペースを作り、眼前に広がる湯谷川の流れと雄大な自然を足湯に漬かりながら、今まで以上にリラックスした形で楽しめるようにした。サウナや岩盤浴がブームとなっていることもあり、板の下から温泉で蒸される「天然のサウナ」としてもアピールする。

 中宮温泉は白山市と岐阜県白川村を結ぶ白山白川郷ホワイトロード(延長33・3キロ)の県側無料区間に位置する。昨年2月の斜面崩落による休業を経て、今年4月に1年5カ月ぶりに営業を再開した。再開から現在まで雪崩の影響で岐阜県側の通行ができない状況が続き、関係者が全線開通を待ち望んでいた。

 2年ぶりとなる全線開通を前に、地元協力会の瀬川亮太さん(40)は「久しぶりの営業で中宮温泉の魅力を知らない人も多い。ホワイトロードを通って温泉床にぜひ足を運んでほしい」と話した。

 にしやま旅館の5代目で中宮温泉組合の西山喜一代表(76)は「中宮の一番の売りはお湯。湯治客でにぎわった体にいいお湯と自然の環境で、心身を癒やしてほしい」と呼び掛けた。

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