木曽町の御嶽山麓にある御岳ロープウェイの運行会社は「信州山の日」の25日、ヒノキを薄く切って作った乗車記念証を乗客に配った。訪れた人たちに木曽のことを心に留めてもらおうと企画。木曽と言えば―と素材はヒノキにした。受け取った登山者らは「木曽に来た実感が湧いた」などと珍しがっていた。
縦5・5センチ、横13・0センチ。「ようこそ」の文字や日付を添えた。運行会社の松原涼子企画開発部長は「ヒノキの自然の香りと手触りを感じてほしい。山麓は夏は涼しく、秋は紅葉が魅力。また来てほしい」と話した。8月8日の祝日「山の日」にも配る。