筏井竹の門の俳画などを紹介する展示

筏井竹の門の俳画などを紹介する展示

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生誕150年 俳人・筏井竹の門紹介 高岡市立博物館特別展

北日本新聞(2021年8月5日)

 高岡の文芸発展に貢献した俳人・俳画家、筏井竹の門(かど)(1871~1925年)の生誕150年を記念した特別展が高岡市立博物館で開かれ、ゆかりの史料約200点を展示している。10月10日まで。

 竹の門は金沢で生まれ、高岡に転居。正岡子規の弟子、河東碧梧桐に師事し、新派俳句会「越友会」で多くの後進を指導した。北日本新聞の前身の一つ「高岡新報」の俳壇の選者を務めた。短歌を含め、多くの作品を残している。

 日本画家の冨田渓仙と黒部峡谷を旅行した際に合作した扇面、碧梧桐や高浜虚子ら69人が竹の門をしのんで追悼句を寄せた俳誌「懸葵(かけあおい)」などが並ぶ。高岡を訪れた碧梧桐らと一緒に撮ったものなど初公開の写真16点もある。

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