宮木組合長(右)らと直売所を盛り上げる「ふく」と「うめ」

宮木組合長(右)らと直売所を盛り上げる「ふく」と「うめ」

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スイカ直売所に看板ヤギ 砺波、客に癒やし

北日本新聞(2021年8月13日)

 砺波市東別所地区の農家でつくる「ふく福柿出荷組合」(宮木武司組合長)に、ヤギ2匹が仲間入りした。地区で特産化が進む「ふく福すいか」の直売所に土日限定で"出勤"し、来店客の人気を集めている。

 ヤギは白黒模様の「ふく」(雄)と白の「うめ」(雌)でいずれも生後5カ月。ふくは組合名から、うめは鳴き声から名付けた。自宅で飼育している宮木組合長(48)によると、2匹とも人懐っこく、ふく福すいかが大好物という。「看板ヤギ」として店先に立ち、訪れた人を和ませている。

 先月26日、東別所公民館近くのふく福柿選果場にオープンした直売所には、種ごと食べられる「ピノ・ダディ」などスイカ2~4品種を並べ、多い日は市内外から50人ほどが訪れる。宮木組合長は「想像以上に大勢の人が来てくれた。2匹の力も借り、人が集まる場所にしたい」と期待している。

 直売所は15日まで営業する。「ふく福柿」シーズンが始まる10月ごろに再開し、2匹も姿を見せる予定。

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