氷見市阿尾の障害者就労継続支援施設「安靖(やすらぎ)氷見共同作業所」(尾矢英一所長)の利用者約20人や職員が手掛けた梅干し「安靖の特製梅干し」が出来上がった。健康を意識し塩分を10%以下に抑えている。20日から販売を始めた。
利用者らが6月に同市指崎の梅林で梅の実約130キロを摘み、厳選した100キロを7月下旬に3日間かけて天日干しした。利用者らが毎年、梅の実の収穫からパック詰めまで手掛けて販売しており、尾矢所長は「今年は粒が大きくて味も良好」と話す。
同作業所と福祉の店「はーとふる安靖」(同市比美町)で取り扱う。150グラム入り400円、350グラム入り800円。今年は特に粒が大きく形の良い梅干しをよりすぐった350グラム入りを千円で17パック限定販売。
問い合わせは同作業所、電話0766(74)5600。