庄川水まつりが24日、砺波市の庄川水記念公園一帯で2年ぶりに開かれた。ゴムボートで庄川峡を周遊するツアーや、「水」にちなんだスポットを巡るスタンプラリーなど多彩な催しがあり、家族連れらが庄川地域の魅力を満喫した。
昨年は新型コロナウイルス感染防止のため、同まつりを中止。ことしは流木乗り選手権などの恒例イベントを取りやめ、内容を大幅に変更した。
周遊ツアーは庄川地域でかつて採掘されていた「金屋石」採掘跡を訪ねるコースと「赤岩」までを往復する二つのコースを用意。参加者はライフジャケットを着てボートに乗り込み、庄川峡の景色を楽しんだ。
富山市から家族6人で訪れ、ツアーに参加した老月透麻君(11)は「オールをこいだのは初めてで楽しかった」、隆人君(9)は「山や水面がきれいだった」と話した。同まつり実行委員会主催、北日本新聞社後援。