11月7日に高岡市をスタート地点に開かれる「富山マラソン2021」に向け、ランナーを歓迎するパネルが25日、JR新高岡駅に設置された。8日まで。
パネルは縦2・1メートル、横2・7メートル。マラソン実行委員会の依頼を受け、高岡市芳野中学校美術部の1~3年生20人が夏休みにデザイン・制作に取り組んだ。
高岡大仏や高岡御車山(みくるまやま)祭、立山連峰、路面電車の万葉線をデザインし、カタカゴ(カタクリ)の花や富山湾の海鮮をあしらった。青空に映える虹も描いてある。
本江澪奈(みおな)部長(3年)は「高岡の魅力を最大限に引き出すよう心掛けてデザインした」、森田双葉副部長(同)は「見た人が楽しめるようにカラフルに仕上げた」と話した。
富山マラソンは昨年、新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年は2年ぶりの開催となる。北日本新聞社共催。